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[BLOG M]を含めたMerkmark Timelines全体のhttps(常時SSL)化について

久々の「お知らせ」カテゴリでのpostとなります。
「完全戦国年表・第4版」と「完全幕末年表」の公開を控え、この2つのサイトにはざっと500程度の文書が存在します。さらに、「完全戦国年表」は20年間にわたって使ってきたASAHI-NETサーバから移転することになります。つきましては、多くのページが変化するこのタイミングを持ってwww.merkmark.comおよびblog.merkmark.comについて、常時SSL/TLS化を断行することと致しましたのでご報告となります。
「Merkmark Timelines」(www.merkmark.com)は現状トップページAboutページ(通称ポエムページ)しかないので2ページのみで影響は軽微ですが、当[BLOG M]につきましても、すべてのページをSSL化いたします。なお、httpでアクセスした場合もhttpsにリダイレクトされます。
なお、www.merkmark.comドメインはIPアドレスベースのSSLを採用し、ある程度古いブラウザや古いOSでもhttpsに対応していますが、当[BLOG M]はSNI SSLとしたため、古いフィーチャーフォン(ガラケー)では閲覧が出来なくなります。個人的には、すべての環境で見られるようにするのがモットーでありポリシーですが、年表本体と違い、Weblog側はガラケーでの閲覧は相対的に少ないことから断行に踏み切りました。批判は甘んじてお受けいたします。
また、News-Handlerから移転後放置していたAmazonリンクを作った書影についても、あらためてMerkmark Timelinesとしてアフィリエイト参加のうえ、付けなおしをしております。商品写真がないページはリンクを落としています。これらはhttps化に伴う措置です。アフィリエイトに嫌悪感を持つ方が絶滅していない現状でさらっと書いていますが、アフィサイトっていうほどリンクもしてない現況を踏まえご承知おきください。

実は、www.merkmark.comドメインは1/8夜よりサーバー移転とCMS化を行っており、blog.merkmark.comにおいてもサーバー移転を行いました。その際にケータイ表示プラグインを切っており(Shift-JIS対応を打ち切りUTF-8オンリーとなりました)、急に見られなくなってしまっているのが状況です。サービスとしては微妙なのですが、予備機も検証機もない環境での提供となっており、常に商用環境でフィールドトライアルしている状況であることをご理解頂ければと存じます。

常時SSLによるメリットの説明は割愛しますが、暗号化にコストは諸々かかるものの基本的にWebはhttpsになっていくのだと思います。昨今の状況を踏まえ、全てのページをhttpsでスタートするものとし、[BLOG M]においてもpost数が少ない段階でAOSSLを行うこととしました。ご不便をおかけする方は0だと思いませんが、ご理解のほどお願い申し上げます。


2018年1月26日、完全戦国年表・第4版公開!

1年1回程度は更新しています。
と、いつもブログを更新せず他のことをしてきたわけですが、今年は違います。本日公表の通り、完全戦国年表の新版リニューアルとWebサイト「完全幕末年表」公開を2018年1月26日行います。
えーと、事前予告には両方とも「2017年末公開」とあったではないか、だいたい1/26では完全戦国年表21年目ではないかとのお叱りはあるかと思います。まあ1/26も14時くらいまでに更新すればギリギリ20周年駆け込みセーフ!という与太話は置いておいて、少し完全戦国年表編纂後記名物の言い訳を書きます。
アウトプットがここまで出来なくなってたと、正直驚きました。例年行ってる5日以上長期休みの旅行(2回分)を取りやめ、会社に長く勤めているともらえるリフレッシュ休暇(1週間)も費やし、それで何とか仕上がったというのが実際でした。いや、半分くらいはうだうだしてるのですが、その偉大な無駄時間こそが、残り半分の神ってるアウトプットの時間を生み出す原資になってるのだなと痛感した次第です。
そうやって休みを使うのはいいとして、如何せん資料読み込みに精を出した結果、ふつーの読書の時間がない、と。Kindleの積ん読は溜まるし、1年1作は司馬遼太郎と三浦綾子は読みたいけど読む時間を確保出来ない、やっぱり長期旅行で小難しい本のストックを片付けたいけど出来ない。完全戦国年表の第1版から第3版を作っていたのは中学・高校の時。正直その頃は読書範囲が本当に狭くて、歴史小説専門だった。ところがお金も出来、小説も歴史物に限らなくなり、もっと言えば新書から論文(これが幅広い)から雑誌から新聞からと目を通すべきものは指数的に増え、政治・経済はもちろん、社会科学や人文科学も手を広げすぎ、実は専門分野となった情報科学・計算機科学・通信の読み物まで圧倒的に好感度アンテナとなった私には一休みする時間がほしくなってしまった次第。ということで、無理して12月6日公開するのでなく、正月休みも費やして世に出すことにしたわけです。
Webサイト更新がつらいから世に出さない、こういうときはWebSiteを閉じるのがポピュラーです。数多の個人サイトがそうやって閉じられてきました。「MACHIDA PC MAP」はすっと辞められたのだけど、やはり「完全戦国年表」には相当の思い入れがあり、なんとかしたい思いを更新休止以来ずっと持ち続けており、「完全戦国年表」を公開停止する選択肢はなかったのでした。甘いも酸いも経験し成長した頭脳で再構成したいという想いを止めるのは出来ませんでした。
戦国時代物・幕末物の資料を読むのはそれはそれで楽しかったことは付け加えておかねばならないでしょう。20年前から史料分析の集積も進み、いろんなことが分かってきたのだなとの発見は広かった。一方で、20年までには気づかなかったけれども、これだけの分量をこれだけの価格で本にして世に出してくれていることに、執筆者の学者の皆様には頭が下がる思いもしたのです。大学や高校教師といった定職があり、その傍ら薄謝で書いているのだろうなとも思うのだが、正直文系分野にこれだけの成果を出して文章のストックが出来たことを時代に感謝するしかない。もうこんな余裕二度とないかもしれない。ホント、昭和から平成に駆けて厚い本を企画してきた御仁には感謝するばかりです。

とりあえず、週末1回分を費やした完全戦国年表の新トップページが見事に間違って消してしまっていたりするわけで…どーして完全戦国年表はこういった誤削除がよく起きるのか(苦笑)。そんなんで、高校時代の知己曰く相変わらずのいつもてんてこ舞い(IT)でまだまだ最後の作業に励む所存です。本日公開のMerkmarkロゴの話や、リニューアルされる内容についての話、もしかして一番重要なこのBLOG M自体のhttps化の話はまたいずれ。


完全戦国年表公開20周年

2017年1月26日で、ウェブサイト「完全戦国年表」は公開20周年を迎えることが出来ました。が、18年は更新休止している状態で、あまり自慢は出来ませんね。もう終わったサイトに近い。

ですが、「独自ドメイン版完全戦国年表」というのはずっと構想にあり、また、私自身が学士号・修士号を(歴史学ではないのですが)取得する過程において、学問のやり方というものを学び、その点からちょっと是正が必要かなと思っている部分も多くなっているのでした。そんなこともあり、まじめに少しずつ書きためてはおり、ラストスパートを宣言してもよい程度まで貯まったので、20歳を期に今年中の第4版公開を宣言しました。

コンテンツ作成自体も大変なのですが、同じくらい大変なのが新しいロゴ。じつは本日同様に2017年中の公開を宣言した完全幕末年表がすっと作れたのに対し、完全戦国年表は生みの苦しみを味わいました。アプローチが異なるロゴタイプとなっているので、是非告知ページから確認してみてください。

 

と、ここからは完全戦国年表20周年記念日の特別企画、「トップからリンクが切れているけどまだ残っているページの総ざらえ」 はい、過去コンテンツ完全流用の手抜き企画です。

▼戦国人・怒涛の記録
http://www.asahi-net.or.jp/~mh6h-ecg/ksn/dotou/dotou1.htm
初期コンテンツのひとつ。ある意味では、戦国時代人物名鑑の先駆けとも言える。織田信忠1回で終了。

▼街道を行けっ!!
http://www.asahi-net.or.jp/~mh6h-ecg/ksn/kaido/
公開することなく終わったコンテンツ。城めぐりの旅行記になる予定だったか。今にしてみれば、もっと気合い入れて書いても良かったかもしれない。だが、きっとmixiの過去日記のような痛い文章になっていたことだろう。

▼完全戦国年表ライブラリー
http://www.asahi-net.or.jp/~mh6h-ecg/ksn/library/
「戦国人・怒涛の記録」「街道を行けっ!!」の解説が読めるのは「完全戦国年表ライブラリー」だけ!どうも、小学館文庫や東洋文庫、平凡社ライブラリーを志向してつくられた感じがある。
▼戦国メディア市
http://www.asahi-net.or.jp/~mh6h-ecg/ksn/mediaiti/
いまではこの「BLOG M」で最終回を除いて読めるが、ちゃんとトップページだけはなぜか残っている。そして、総集編の2回にいたっては公開時サーバにもきちんと残っている。
▼完全戦国年表10周年特別企画・完全完全戦国年表年表
http://www.asahi-net.or.jp/~mh6h-ecg/ksn/ksn10th.htm
10周年のときはやたら企画が多く、楽しいものが多い。完全完全戦国年表年表って楽しい。が、このときは大学生で自宅PCで作業出来ず、大学PCで苦労して書いたのだった。

▼完全戦国年表10周年特別企画・「完全戦国年表」誕生の真実~私はなぜ「完全戦国年表」を作ったか~
http://www.asahi-net.or.jp/~mh6h-ecg/ksn/ksn10th2.htm
更新期間中、反響が(じつは)一番大きかったのはこのコンテンツなのだ。どうも、私立中高一貫校で挫折する経験を生々しく書いた文章というのはネットで少ないようだ。おかげさまで、給与を頂戴するほどにきちんと成長はしたし、得難き中学・高校の友人は多いが、今でも中高時代はあまり思い出したくない。同級生にはそのまま病を患った者もいる。教育で100%というのは困難である。
完全戦国年表・第4版告知サイトには、「完全戦国年表20周年記念特別企画」とある。20周年記念は全面リビルドでいくという並々ならならぬ意志である。1週末だけでは20人も書けないが、がんばるぞ、おー!