「大河ドラマ・毛利元就」最終回・・・・話は次回にとっておくこととしよう。というわけで、戦国メディア市第15回は「大河ドラマ・毛利元就」の予定です。とまずは予告から。これを見ていてあるものをやっていたらこの更新をすっかり忘れていた、と言う訳です。あーあ、あしたから実は中部地方の名城をいくつか仲間内で廻る予定で、東京駅7時集合、家を5時10分に出なきゃいけないのに・・・後5時間半か・・・ああ。
そのある物はこれ、であります。「信長の野望・リターンズ」
いままではテープ版とかと言われていたこの「初代・信長の野望」 かの「全国版」よりもはるか前、1983年(・・・・だったと思う、違ったらスミマセン)に出された不朽の名作。イヤーーなんだかんだ言ってはまってしまって・・・ぐすんぐすん。思い馳せれば、これをテープでロードして遊んでいた時代があったなんて・・・もっとも、この頃筆者は戦国時代のせの字もパソコンのぱの字も知らなかった、というくらいの年齢である。もしかして、すっごく幸せだったのかな? それにまだその頃光栄は「ベストオブロリータ」とか「団地妻の誘惑」とかを出して・・・(以下自粛)
なぜ実はWindows95が出る前に出ていたこの「リターンズ」を今更やっているかと? 話しはコンビニエンスストアに始まる。花王が販売している「コンビニで買えるパソコンソフト」はご存知? 1980円とかそれ以下で買えるリーズナブル且つ便利なもので、書籍のところとかにラックが架けられているものだが、そこで見つけてしまいました、「信長の野望・リターンズ」1980円、しかも完全収録版(期間限定版だと言うが) これを見て欲しい、と思ったので数日後、コンビニではなくパソコンショップで購入。そのおかげで少しばかり安かった。で関係ないんですけど、なぜか「発売元」が「エーベルージュ」等で(グサッ・・・となぜ私はここでダメージを受けなくてはいけないのかは秘密、絶対に、だ!)おなじみの富士通パレックスだったのが気になるが・・・まあいいや。
で、帰ってきてからインストール。ところで・・・この「リターンズ」は実は体験版で思いっきりこけていた。すぐ攻め込められて兜の絵に「敦盛」が出てきてズィエンド、だった。ので心配ではあったが、始めてみる。意外にいく。直、ちょっとした「コツ」分かったからであった。後、突如1571年頃になると勝手に領土が増えるので何事か、と思ったら、百地が寿命で死ぬからだった、というのにはびっくりした。もう、メッセージくらい出してくれればいいのにぃ。
まあ、体験版でどうにもこうにもならなくてこのいいゲームを諦めてしまわれた方へ・・・・「金、米を住民に与える」をやると格段に米が取れるようになります。後、夏には全財産を「町を作る」につぎ込むのも手です。場合によっては全額秋には手元に戻ってきたうえ、投資した分は来年以降もやってくる訳です。
で、まあちと甘口を控えて言わせていただければ、あの能力決めルーレットがウザイ。まああのルーレットが楽しい、一晩費やすのが楽しい、というのも分かるんだが、いい能力・・・私にとっては全部70以上がなかなか出てこない。例えば、隣国の徳川なんかはほとんどの能力が110あるんだから・・それでもプレーヤー有利は変わらないけど・・・でもねえ。いい能力が出ないと「俺はスロットマシーンで遊んでいる訳じゃなイッ!!喝ぁぁぁぁぁぁつっ!」と思ってしまう。後、せっかくここまでシンプルなんだから片手間に遊びたいのにいちいちCD-ROMを入れなくてはならないのもどうかと。それに、256色でないと起動しないのも・・・まあ、この二つは光栄ゲームの特徴だからしょうがないか(なお、将星録なんかでは256色以外でも動く)
やっぱり、シンプルなゲームは面白いですね。これが信長以外でも出来たら・・と思うと「全国版」ってすごい面白そうだなあ。是非「エクセレントコレクション」か「リターンズ」で出して欲しいっ!! 手軽なシンプル、且つ安価なゲームがたくさん出てくるといいですな、うふふふふふ。
プロジェクト参加者の筆者
DATA:光栄、信長の野望リターンズ
(初出:「戦国メディア市・第14回」1997.12.14)