はじめての御来光

岩手山からのご来光 仲間たちと岩手山(岩手県)へ登ってきた。2000m級の山は初めてで、正直不安もあったのだが、経験者の友人に助けられ、無事帰ってくることが出来た。
登山で泊まって来たのは初めてで、御来光を拝むのも初めてだった。その日は、山頂付近は穏やかな天気で、これだけ山頂付近で雲も無く晴れ渡っている日は年に5回もないよ、と宿泊した避難小屋の管理人の方に教えていただいた。最初の岩手山登山で御来光を拝めるのは、相当に運が良いらしい。
雲海を眺める、といったことも(飛行機以外では)初めてだった。異風景を眺めていると、嫌な出来事の記憶がリセットできる。
自分たちの登っている姿は、あの「利家とまつ」のオープニングを連想させた。人生、誰かと登りついてたどり着いた先に、光は見えるのであろうか。ただ、登ること自体が楽しいとも、思えなくはない。
私は、町を歩くとき、学術的なことを考えずにはいられない。人里ならば、「ここの農業は…」だとか「歴史的経緯から考えると…」と、そちらに頭を使ってしまう。だが、大自然の中をふらりと歩いていると、あたまをからっぽにする時間を持つことが出来る。人間としてのプリミティブな部分を感じずにいられなくなる。旅にも、人里をいくのみならず、ほぼ手付かずの場所を行くことも必要なのであろう。

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